迷ったらコレ!初心者におすすめの「ほったらかし投資術」

忙しい毎日を送る中で、手軽に資産を増やしたいと考えている方も多いのではないでしょうか。そんな方におすすめなのが「ほったらかし投資」です。

ほったらかし投資は、一度株を購入してしまえば頻繁に売買する必要がなく、長期的に資産を増やせる投資方法です。初心者が、日々の状況をチェックして株の売買タイミングを判断するのは難しいですよね。そんな場合でも、ほったらかし投資なら大丈夫。

そこで今回は、株の初心者でもはじめられるほったらかし投資について、詳しく解説していきます!

目次

投資におけるほったらかしとは?

ほったらかし投資って何?

ほったらかし投資とは、一度株を購入したら、”長期間にわたって売買せずに保有する投資方法”です。

ほったらかし投資には以下の特徴があります。

  • 手間いらず
    頻繁な売買が必要ないので、忙しい人でも始めやすい。
  • 長期的な視点
    短期的な値動きに一喜一憂せず、長期的な資産形成を目指せる。
  • 分散投資
    複数の資産に分散投資することで、リスクを抑えられる。

ほったらかし投資のメリット

ほったらかし投資には、大きく3つのメリットがあります

  • 複利効果
    長期的に投資を続けることで、複利効果による資産の増加が期待できる。
  • 感情に左右されない
    短期的な市場の変動に振り回されにくく、冷静な判断ができる。
  • コスト削減
    頻繁な売買に伴う手数料を抑えられる。

ほったらかし投資のデメリット

デメリットな無いの?

もちろんほったらかし投資にもデメリットがあります。

  • 市場の変動リスク
    長期的に見れば上昇傾向にあるとはいえ、市場が大きく下落する可能性もゼロではない。
  • 機会損失
    より良いタイミングで売買すれば、もっと高いリターンを得られたかもしれないという可能性がある。

デメリットもあるけど、
長期間にわたって売買せずに保有してるだけでお金が貯まるのは魅力的だな……

ほったらかし投資は魅力的な運用方法ですが、
向かない人もいます。

どんな人がほったらかし投資に向いていないの?

まずは投資の目的を明確にして、
自分が「ほったらかし投資」に向いているかチェックしてみましょう!

ほったらかし投資に向いている人、向いていない人

ほったらかし投資は、長期的な視点で資産形成をしたい人に向いています。一方、短期的に大きな利益を得たい人や、頻繁に投資状況をチェックしたい人にとっては、向いていないかもしれません。

資産運用の目的

「資産運用」とは、持っているお金をただ貯めておくのではなく、投資などを通じて増やしていくことです。

  • 将来の資金の準備
    老後資金、子供の教育資金、マイホーム購入資金など、将来必要な資金を準備する。
  • 資産の保全
    インフレによる貨幣価値の低下から資産を守る。
  • 収入の増加
    投資によって得られる収益で、生活を豊かにする。

ほったらかし投資は“長期運用”が大原則。
そのため、資産の保全や収入増加を目的とした運用には向きません。

私は教育資金が貯めたいから、
長期保有のほったらかし投資がぴったりだ

ほったらかし投資におすすめなの投資会社は?

ほったらかしの運用方法は、
初心者におすすめなのは「インデックス投資」です。

インデックスって聞いたことあるけど
よくわからないな

「インデックス」とは、特定の市場や業界の株価の動きを平均化した数値のことです。例えば、日経平均株価は、東京証券取引所第一部に上場している代表的な225銘柄の株価の平均値です。インデックス投資とは、このインデックスに連動する投資信託(インデックスファンド)を購入することで、市場全体に分散投資をする方法です。

インデックス投資のメリット

  • プロの運用
    SP500ならアメリカの主要企業500社、日経225なら日本の主要企業225社で、最適なポートフォリオを組んでくれる。
  • コストの低さ
    アクティブファンドに比べて、信託報酬が低い。
  • 長期的な安定性
    市場全体に分散投資するため、個別銘柄のリスクを分散できる。

どうしてインデックス投資が「ほったらかし」に向いているの?

インデックス投資は「長期保有」に強い投資手法だからです

ほったらかし投資とインデックス投資の関係

ほったらかし投資とインデックス投資は、非常に相性の良い組み合わせです。インデックスファンドは、一度購入すれば長期的に保有しやすいという特徴があり、ほったらかし投資のスタイルに合っています。

ほったらかし投資でインデックスファンドを選ぶメリット

  • 手間いらず
    頻繁な売買が必要ない。
  • 長期的な視点
    長期的な資産形成に適している。
  • 分散投資
    市場全体に分散投資できる。
  • コストの低さ
    信託報酬が低い。

ほったらかし投資におすすめの銘柄は?

①全世界株式インデックスファンド

「全世界株式インデックスファンド」とは、一般的に米国企業も含めた*「全世界の株式(オール・カントリー/別名オルカン)」に投資できるインデックスファンドのことを指します。

世界経済は長期にわたって成長を続けているため、全世界の株式を扱うオルカンは、長期投資に向いている銘柄です。

オルカンがおすすめの理由は、1つのファンドで世界中の様々な国の株式に分散投資できるため、リスクを分散し、安定的なリターンが期待できる点です。また「少額から投資を始められる」「自動積立が可能「手数料が安い」などの利点も投資家たちに人気です。

代表的な銘柄

  • eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
  • 楽天・全世界株式インデックス・ファンド【愛称】楽天・VT

*米国企業も含まれているが、割合としてはS&P500やVTIに比べると少ない。

②全米株式インデックスファンド

全米株式とは、米国の全株式、つまりアメリカの証券取引所に上場している全ての株式の総称です。米国の経済成長や企業の業績に連動し、世界経済にも大きな影響を与えるため、多くの投資家から注目されています。手数料が安い点も人気です。

代表的な銘柄

  • 楽天・全米株式インデックス・ファンド 【愛称】楽天・VTI*
  • eMAXIS Slim 米国株式(S&P500**)
  • SBI-SBI・V・全米株式インデックス・ファンド 【愛称】SBI・V・全米株式(VTI*に連動)

*VTI(バンガード・トータル・ストック・マーケットETF)の構成銘柄数は、約4,000銘柄です。米国株式市場全体を投資対象としており、小型株まで含めて様々な米国企業に分散投資が可能です。小型株も含む幅広い銘柄で構成されています。

**S&P500は、S&Pダウ・ジョーンズ・インデックス・エル・エル・シーによって算出される株価指数で、米国株式市場の時価総額の約80%をカバーしています。大型株を中心に構成される代表的な株価指数です。

ほったらかし投資を始める前に

ほったらかし投資をはじめる前に、
いくつか確認しておきましょう

  • 投資目標の設定
    いつまでにどのくらいの金額を貯めたいのか、明確な目標を設定しましょう。
  • リスク許容度の把握
    どれくらいのリスクを取れるのか、自分の性格や状況に合わせて考えましょう。
  • 長期的な視点を持つ
    短期的な値動きに一喜一憂せず、長期的な視点で投資を続けましょう。
  • 専門家への相談
    投資初心者であれば、証券会社などの専門家に相談することをおすすめします。

自分でもよく調べて、
少額からはじめてみるのも大事だね

まとめ

ほったらかし投資は、忙しい人でも手軽に始められる資産運用方法です。インデックスファンドを活用することで、長期的に安定した資産形成を目指すことができます。ただし、投資にはリスクが伴うため、十分に理解した上で投資を行いましょう。

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