世界で活躍する建築家、隈研吾がデザインを監修したカフェが東京・東村山に誕生しました。
外観が特徴的なカフェの名前は「和國商店」。実際に足を運んだ感想をレポします!
和國商店とは?
隈研吾がデザインを監修
「和國商店」は東村山市の青葉商店街に新たに誕生したカフェです。築52年の空き家をリノベーションしており、デザインの監修はなんと世界でも活躍する建築家の隈研吾!
そしてプロジェクトの発案者は、屋根・外壁の板金や折り鶴のオブジェなどを手がけるウチノ板金の代表・内野友和氏さん。
東村山出身の内野さんが、過疎化が進む商店街への恩返しがしたいと、旧タバコ屋の建物を購入。なんとその1週間後に偶然知人を介して隈研吾氏と知り合い、隈研吾氏に相談したことから「和國商店」が誕生したんだそう。
東村山の小さなカフェを隈研吾が手がけるというプロジェクトには、東村山の市長も驚きを隠せなかったそうですが、隈研吾氏は内野さんのビジョンに感銘を受け、二つ返事でOKしたとのこと。なんだかとても素敵なエピソードです……!
印象的な銅板の外観
築52年の空き店舗を改装したという「和國商店」。まず目を奪われるのが、印象的な外観。外壁には広島県廿日市市の速谷神社の屋根を再加工・再利用した緑青銅板を約700個も使用しており、圧倒的な存在感を放っていました。
店内|落ち着いた癒し空間
店内は2人掛けのテーブルと椅子が数台あるだけのコンパクトな店内。内装は無彩色で統一されており落ち着いた空間です。また、店内にはウチノ板金が手がける折り鶴なども。
平日は比較的空いているので、ゆっくりくつろげますよ。
予約はできないので、土日や祝日などに行く場合は前もって電話で混み具合を確認しておくと良いと思います。
フード&ドリンクメニュー
和國商店ではフードメニューには地域の食材をふんだんに使い、器はすべて職人さんの手作り。こちらにもこだわりが感じられます!
私たちはドリンクにホットアイスとアイスコーヒー、お茶菓子にフェイナンシェとショコラテリーヌ・ビターを注文しました。
コーヒーはそこまで苦味がなく、かといって浅煎り特有のフルーティな感じでもなく飲みやすい味でした!
またフィナンシェは甘くバターの味も濃厚で、小ぶりながら大満足。
一方、ショコラテリーヌ・ビターは甘さ控えめで、オレンジピールが効いていて大人の味わい。
どちらのお茶菓子もコーヒーによく会いました☆
DRINK MENU
- コーヒー(ホット・アイス)……¥550
- カフェラテ(ホット・アイス)……¥600
- 自家製ジンジャーエール……¥500
- 自家製ジンジャーミルク(ホット)……¥550
- バナナミルク……¥550
- バナナミルクエスプレッソ……¥650
FOOD MENU
- バタートースト……¥380
- チーズトースト……¥580
- 自家製あんバタートースト……¥600
- フィナンシェ……¥300
- マフィン(チョコレート・ブルーベリー)……各¥380
- ショコラテリーヌ・ビター……¥400
- プレミアム抹茶テリーヌ……¥500
- 自家製濃厚バニラアイス……¥480
※2024.9月現在
アクセス
まとめ
隈研吾がデザインを監修し、築52年のタバコ屋をリノベーションして誕生した「和國商店」。外壁に神社の屋根を再加工・再利用した緑青銅板を約700個使用するなど、日本の職人の技を感じられる素敵なカフェです。
フードメニューもここでしか食べられないものばかり。
駅から少々遠いですが、東村山の散歩も兼ねて足を運んでみてはいかがでしょうか。
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