20代・30代で年収1000万円以上を稼ぐ人のタイプは?

仕事ができるサラリーマン

私は学生時代から異業種交流パーティのスタッフをしており、一部上場企業の会長やベンチャー企業の社長などと接点を持つ機会を多くいただいてきました。また社会人になってからは、リクナビNEXTやマイナビ転職、日経キャリアNETといった求人広告の制作を通して多くの高収入の方に取材をしてきました。高収入の人たちに共通するものは何なのか? 20代・30代といった若いうちから年収1000万円の大台に乗った人たちに共通するタイプをご紹介します。

目次

年収1000万円以上の割合

最近、「年収1000万円はそこまで良い生活ができない」「税金ばかり高くて恩恵が少ない」「夫婦共に共働きで世帯年収なら珍しくない」といった声をよく耳にします。とはいえ、国税庁の民間給与実態統計調査によると日本国内における平成30年度の平均年収額は「441万円」。平成30度に「年収1000万円」以上だった人の割合は、全体のわずか5%でした。20代で年収1000万円以上を実現しているのは0.2%で、30代でも1.4%しかいません。「年収1000万円」という金額は20代〜30代の一般社会人にとって中々手の届かない金額であるのも事実です。

年収額割合
1,000万円以上~1,500万円以下3.6%
1,500万円以上~2,000万円以下0.8%
2,000万円以上~2,500万円以下0.3%
2,500万円以上0.3%
国税庁「民間給与実態統計調査」参照

20代〜30代で年収1000万円以上を狙える職業

若いうちから高収入を狙える職業には次のようなものがあります。総合商社は年功序列の給与制度が根強いですが、基本給にプラスされる「海外駐在手当」があるため、海外赴任となれば20代でも年収1000万円は実現可能です。不動産会社や生保、金融などの営業は高単価の商材を扱っているためインセンティブも高く、制約数に応じて年収も高くなっていきます。大手マスコミは各種手当てなどの待遇が手厚いほか、業績が賞与として還元されるため20代後半で年収1000万円も珍しくありません。また外資系は優秀な人材を獲得するために日系企業よりも待遇がよく、専門職や営業職であれば年収1000万円以上というケースも多いです。

  • 大手総合商社
  • 証券会社
  • 大手マスコミ
  • 生保
  • 金融
  • 不動産営業
  • 外資系企業(生保・金融・IT・コンサルティング)
  • 医師・弁護士・会計士・税理士などの難関資格専門職

年収1000万円以上のタイプの共通点

今までに出会った年収1000万円以上を稼ぐ人は、みな職業も性格もバラバラです。20代〜30代で「年収1000万円」という大台に乗った人たちだけで絞っても、柔和で争いを嫌うタイプや、ゴリゴリの営業タイプ、理詰で物事を考えていくタイプ、ムードメーカータイプと、様々な性格の人がいます。しかしメンタルにおいて、彼らには共通するタイプがあります。

タイプ 好奇心が旺盛

年収1000万円の人の1つ目のタイプは、「好奇心が旺盛」なことです。新しいものや巷で流行っているもの、人気のイベントなどに興味を持ち、アンテナを常に張っています。遊びの中からでもビジネスチャンスが無いかと考え、アイデアやヒントを仕事に活かしています。

タイプ② 自己投資を惜しまない

年収1000万円以上の2つ目のタイプは「自己投資」を惜しまないです。ビジネススクールの通学や情報収集のための書籍購入、仕事環境を整えるためのガジェット系の購入など、高収入の方は自分への投資を惜しまずに行っています。

タイプ 自分の信念を曲げない

年収1000万円以上の3つ目のタイプは、「自分の信念がある」です。周りと同じことをやっている限りは、平均以上にはなれません。高収入を実現している人は、確固とした信念を持っています。ビジネスシーンで自身の意思を貫こうとするためには、実力と周りを納得させるための成果も必要です。年収1000万円を実現している人たちはそのための努力を惜しまず、周りとの協調性を大切にしながらも時として自分の意見をはっきりと主張します。そうした行動が組織内で存在感を増させていくのでしょう。

タイプ④ 行動力がある

年収1000万円の人の4つ目のタイプは、「行動力」です。自身のアイデアを形にする行動力や、頼まれた仕事をすぐにこなす行動力に優れています。

タイプ⑤ 時間を大切にする

年収1000万円の人の4つ目のタイプは、「時間を大切にする」です。自身の仕事を時給換算して時給を上げる努力をしたり、ムダだと思えることには労力を使わないなど、時間の使い方を大切にしています。また年収1000万円以上を実現している人は、自分の時間はもちろん相手の時間も大切にします。そのため、プライベートの約束でも遅刻はしません。

まとめ

「年収1000万円」をひとつの目標に掲げている方もいるのではないでしょうか? 成功者になりたかったら、まずはその人を真似ることが大切だという考え方もあります。こちらの記事が少しでもあなたの年収アップの参考になれば幸いです。

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