求人の「人物重視」って?採用側が欲しいタイプを徹底解説!

考える人々

求人票で「人物重視の採用」という言葉を見かけることはありませんか?正直、漠然と人物重視と言っても人の好みはそれぞれ。どんな人物像を会社が求めているのか、求人票の内容だけではわかりにくいですよね。WEBなどの求人広告は、主に求人広告のライターが企業側に取材して作成しています。しかし取材時の採用者の言葉は時にストレートで、そのまま記載することができません。そこでなるべくオブラートに包んで求人票に記載することも。「人物重視の採用」もその一つです。ではその言葉の裏側には、どんな本音が隠れているのでしょうか?人事や採用者の本音についてお伝えします!

目次

「人物重視」と「未経験者歓迎」はセットが多い

経験やスキルよりも求職者の熱意や人柄、ポテンシャルに重点を置いた採用の場合、「人物重視」という言葉を使います。そのため、未経験者歓迎と人物重視はセットが多いです。求人票に未経験者・経験者ともに歓迎とあった場合は経験者の方が有利ですが、それに加えて「人物重視」とあった場合は経験よりも人柄で判断するという意味合いが強くなります。

人事(採用側)が言う人物重視とは

人物重視=職場で軋轢なくやっていけそうな人物かどうかです。たとえばチームで仕事を進める場合、経験があっても横暴な人間より経験が浅くても皆と仲良くやっていける人の方が良いですよね。また採用の権限がチームリーダーにある場合は、自分と相性が良いかも重視しています。採用の決定権者が温和な方であれば、平和主義の人物を求める場合が多いです。一方、成り上がりタイプの方であれば、積極性のある人物を求める傾向にあります。さらに自分よりも年齢が上の人や頑固で融通が効かなそうな人物も避ける傾向にあります。

求人票から企業のカラーを読み取ろう

とは言え、採用決定権の人柄や年齢は資格欄ではわかりませんよね。そこで求人票から企業のカラーを読み取りましょう。求人票は「こんな応募者に来てほしい」というターゲットに向けて作成されています。そのため、向上心が高く1人で何でもやっていきたいタイプが欲しい場合は少しとんがった求人、協調性がありチームで仕事を進めていけるタイプが欲しい場合には、アットホームな原稿に仕上がっています。また、若手が欲しい場合は年齢制限を行っているでしょう。それぞれの求人票から得られる印象で、どんな人物を求めているかの予測がつくのです。ただし、共通して採用側が求める人物像があります。それは「素直さ」です。

採用する側も1人の人間

AIが採用するなら別ですが、採用者は1人の人間です。結局は、一緒に働きやすい人が好きなのです。中途の場合は所属長に採用の決定権があることがほとんど。そのため扱いやすいという観点から自分よりも年下を求める傾向が多いです。もちろん経験者採用の場合は、実力があれば年上でも歓迎されます。しかし年齢に関わらず「素直さ」は必要です。これは採用側が口を揃えて言う言葉です。

たとえ同じ職種・同じ業界であっても、会社が異なれば仕事のやり方は全く異なります。自分たちの職場に柔軟に対応していってくれるかどうか。新しい風を吹き込みつつ、意固地にならず会社側のやり方を受け入れてくれるかどうか。求職者が年上の場合は、年下の上司のもとでも気持ちよく働いてくれるかどうか。そこを採用側はとても気にしているのです。企業のカラーを読み取りつつも、素直な姿勢は必ず持つようにしましょう!また、エントリー時の志望動機や面接時に素直さもさりげなくアピールできたらなお良しです◎

まとめ

今回は、求人票で見かける「人物重視の採用」についてお伝えしました。この記事を読んだ後に改めて求人票を見てみると、また違った発見があるかもしれません。こちらの記事が少しでも参考になれば幸いです!

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