秩父の古民家「馬場おおそね」宿泊レビュー

2024-10-052024-10-24

古民家は日本の歴史や文化を感じられる建築物ですよね。独特な和風のデザインや間取りがあって子供にとっても日本の文化を体験できるチャンス！ということで今回、秩父にある古民家「馬場おおそね」に子連れで宿泊してきました。

泊まって良かった点や気になった点をはじめ、朝食やアメニティなどを写真と一緒にレビューします！秩父周辺での宿をお探しの方はぜひ参考にしてみてくださいね。

「馬場（ばんば）おおそね」とは？

馬場おおそねは、築150年の古民家をリノベーションして新たに誕生した宿泊施設です。そのコンセプトは、『古民家ステイで街を楽しむ』。秩父の街中にあり、古い外観を残す秩父に溶け込むように佇んでいます。

宿泊して感じた魅力は、古民家ならではの魅力は残しつつ、モダンな雰囲気も感じられたこと。部屋はもちろん、洗面所や浴室場などもデザインに凝っていて、かつ清潔感もありとてもすてきでした。

また宿泊料がリーズナブルだった点も良かったです。低価格を実現している理由は基本的に自分たちでやる「セルフスタイルホテル」だから。スタッフさんは基本的に受付に一人だけで、朝の8:00〜夕方の18:00にしかホテルにいません。

スタッフさんが少なく、朝食やウェルカムドリンクなどはすべてセルフサービスでしたが、特に不便なことや困ったことはありませんでした。

「馬場おおそね」はこんな人におすすめ

日本の伝統を感じられる古民家に宿泊したい
宿はできるだけリーズナブルがいい
街歩きを中心に夕食は外で食べたい

どんな部屋？

我が家が宿泊したのは、「小屋組203」。30.0㎡のベッド2台のほか、畳に布団を敷くコンパクトなお部屋です。

部屋自体は狭いのですが、ベッドスペースとリビングスペース・畳スペースがそれぞれあり、そこまで窮屈には感じませんでした。ただ、リビングスペースの奥行きが無いため、テレビと椅子が近かすぎました。子供の目に悪そうだったので、テレビはベッドルームから観させることに。

天井は高く開放感いっぱいで、建物の構造素材が丸ごと見える「天井の梁」はとてもダイナミック！弓のように曲がった梁などは古民家の醍醐味ですよね。ですが子供にはこの天井が見慣れないため、少し怖いと言っていました…天井以外はとても気に入った様子で、特に畳スペースと部屋の段差を結ぶ階段で楽しそうに遊んでいました☆

また、古民家ということで断熱性や機密性が心配だったものの、室内にエアコンが2基、空気清浄機が1基あって快適に過ごすことができました！

部屋の良かった点

モダンで雰囲気がオシャレ
擦りガラスや天井の梁がノスタルジック
エアコンが2基あり、寒さ・暑さ対策が万全
空気清浄機も設置されていた
古民家ならではの「天井の梁」なども堪能できた

部屋で気になった点

リビングスペースの奥行きがなく、テレビが見づらい
子供が天井の梁を怖がっていた

寝室

洗面所

食事は？

馬場おおそねでは、「小さなラウンジ」と呼ばれる所が時間帯によってはフリーラウンジになり、朝食やティータイムが楽しめます。

朝、ラウンジに並べられるものはパンを中心にヨーグルトと各種ドリンク。他のシティホテルの朝食ビュッフェと比べると少し量が少ないかな？と感じるかもしれませんが、完全無料ですし十分おなかいっぱいになります。また、チェックアウトから夕方まではコーヒーやジュースがフリーで提供されるので、ウェルカムドリンクとしても楽しむことも！

私たちが宿泊した時は、ラウンジで朝食をとっているお客さんはおらず、みな部屋へ持ち込んでいました。我が家も気になったパンをいくつか取って、部屋で子供とゆっくり朝食をいただきました。